お題その5
短い時は完徹で0時間の時や、1時間くらいの時もあるけど、大抵8時間くらいは寝る。
漫画家のように締め切りに追われてギリギリまで書いているということはほぼ皆無だ。
というのも、私は文章を一発で完成させることができない性分で
細かい推敲と校正を繰り返しながら脱稿させる。
もっと大きな仕事であれば、その辺の作業を人任せにもできるかもしれないが
やっぱり人様に見せる以上は自分の目でチェックしないと気が済まない。
このブログの文章もできるだけ2度は読み返し、誤字脱字や意味の通らない表現になっていないか確認している。
それでもやはり誤字脱字は出てしまうし、変な文章に関しては面倒になってそのままにすることも多い。
文章を読み返す時に大事なことは、一度その文章をすっぱりと忘れてしまうことだ。
書く時にはリズムよく書けていても、読むリズムとマッチせずにおかしな文章になっていることは多い。
そしてすらすらと書けている時にこそ、誤字脱字は生まれやすい。
自分の書いた文章を忘れるというのは思いのほか難しく、読んでいるうちに書いていた時のリズムを思い出してしまうことも少なくない。
そういう時は映画でも見たり、ゲームをしたり、別のことに意識を向けて、一度寝てしまったほうがよい。
すべての職業にそういった時間が与えられているとは限らないが、物を作る作業というのは実作業よりも作業の完成度を検証することのほうに時間をとられるものだ。
だから私は寝る。映画も見るしゲームもする。
それが作品の完成度に貢献すると信じているからだ。
素晴らしい自己正当化だね。
カタカナでカボスと表記されるのはあまり好きではありません。ご査収下さい。