新作ハクスラTPS『The first descendant』備忘録

ネクソンが開発する基本無料アクションRPG、ジャンルは適当。DIVISIONとかDESTINYとかANTHEMとかWARFRAMEとかと同じ感じです。

現在(10/20~10/27)オープンベータを開催しており、コンテンツに制限はあるものの製品版に近い感じでプレイできました。

一部、経験値の優遇や課金通貨のばら撒きがあるものの、プレイするかどうかを決めるには必要十分だと思います。事前申請だけでなく、TwitchDropでも配布していたのも嬉しいポイント。

 

・総評

知人にベータの情報を聞かされるまでトーチライト:インフィニティをプレイしていたが、二度と起動する気がなくなるくらいにはこちらにハマった。

メインストーリーとなるフィールド上でのミッションは一本道で淡々としているが、軽快なTPSとハクスラのワクワク感は中毒性が高い。未だにWarframeに人がいるのも頷ける。

ビジュアル面を売りにしているようだが、設定絵とゲーム画面でのキャラはちょっと乖離がある。韓国人顔なのも相まって「何だかなぁ」という感は否定できない。フィールド上のテクスチャも綺麗なのだが所詮ハリボテで、閉塞的ではないという感想しかない。

グラップリングフックの移動は最初こそ感動するものの、進撃の巨人よろしく立体起動的な立ち回りはあまり無い。というか想定されている箇所での上移動にしか使わない。

結局のところ、射撃感の良い銃で敵を倒し、ドロップに期待し、強い敵を求めて強化する、このサイクルだけで完結してるようなジャンルなので、及第点は大きく超えている。

雑なUIやキャラ性能差など細かい不満はあるものの、とりあえず銃撃って周回できれば満足です。

 

こっからはプレイ済みの人向け備忘録。読んでもたいして面白くありません。

・キャラクター

初期から使えるのは左上の3人のみ。どれを選んでもスキル以外の性能は同じで、いつでも切り替えられる親切仕様。

レピック・・・主人公っぽい王道TPSキャラ。爆発物使い。雑魚を引き寄せるグレネードが便利。

エイジャックス・・・タンクっぽい見た目最強キャラ。盾とドーム、ダメージリフレクトがオールマイティに強い。

ピエッサー・・・氷使いのバトルメイジっぽい人。動きが素早い敵を凍らせると便利。

ジェイバー・・・攻撃と回復が可能なタレットを置くエンジニア。連続系ミッションで強い。

シャレン・・・透明になって奇襲するアサシン。楽しそうだけど多分強くはない。

グライ・・・シールドとマナを持たない特殊なバーサク使い。バグか仕様か不明だが条件次第で鬼火力。

ブレア・・・炎メイジ。広範囲の雑魚処理が得意。目に優しくない。

バニー・・・移動しながら雷をばら撒く多動症。よく死んでいる。

フレイナ・・・毒ばら撒きおばさん。堅実なデバッファー。

ULTレピック・・・初期レピックのスキン違い。初期MP量に少しボーナスがあるっぽい。

 

ベータ時点ではキャラ開放のための素材と、研究に必要な時間の短縮に使う課金通貨をばら撒いていたため、ULTレピック以外は全て触れました。

バニーとグライだけはミッション進行で簡単にアンロックできたため、初心者が低Lvで特攻してよく死んでいました。みんな手探りなので仕方ないですが、本当によく死んでいました。(重要)

 

・育成と強化

キャラクターはLv40でカンストとなり、レイドボスがドロップする素材を使うことで初期化が可能に。この時に入手できるアイテムを使うことで、後述するルーンシステムを拡張できる。

キャラクターのレベルを上げることでマスタリーランクが上昇し、こちらでもルーンの拡張を行える。お気に入りキャラのプレステージや色んなキャラの育成をすることで、恒常的に強化されていく感じです。

武器のLvは敵のLv依存によるドロップで、装備制限なども無いため周回や新キャラ育成は容易です。ハクスラによくあるレアリティやOPのシステムもあるが、キャラに合った武器種の選択とルーン強化がはるかに重要です。

 

・ルーンの仕様

理解するのに2日くらいかかりました。

敵が落としたり報酬で貰えるルーンを、武器用のソケット、あるいはキャラ用のソケットに装着することができる。
ゲームを始めたばかりの時点では、持ってるものを適当に装着するだけでよい。
マスタリーランクによって枠数が増加し、キャラレベルによってコスト上限が増加していく。
各ルーンは強化することで性能とコストが増加していく(あるいは性能そのままにコスト減少していく)ので、中盤から途端にパズルっぽい要素になってくる。
また、キャラクター初期化の際に入手できるアイテムで特定のルーンのコストを半減させることができ、またレイドボスから入手可能なアイテムでコスト上限を恒久的に増加させることも可能。

このルーン強化は非常に重要で、持ってるものを適当につけているだけの人と、きちんと強化している人とでは、HP5倍、シールド3倍、防御力3倍の差が生まれる。マスタリーランクが上昇すればその差はさらに広がる。

レイドボスの攻撃を必死に避けて、それでも被弾してダウンしている人をよく見かけたが、こちらは悠然と歩いて行ってボスの攻撃を受けながら平気な顔で蘇生できるくらい、露骨に差が出る。

死亡可能回数には制限があるため、火力が落ちてでも蘇生しなければならないが、挑戦条件ギリギリだと火力不足で時間切れのリスクもあるので、正直勘弁してもらいたかった。

正式サービスではレイドボスへの挑戦にコストがかかるようになるみたいなので、そういう人は減るとは思うが・・・。

 

・キャラクターのアンロック方法

恐らく正式サービスでも引き継ぐであろう、アンロック方法について。

まずは各キャラクター用の素材を4種集めて、NPCに研究してもらう。(素材作成が一つ4時間、完成品の研究に8時間かかる)これは課金通貨で全て解決可能。

無課金の場合は、クリア済みのメインミッション報酬に設定されている場合があるので、出るまで周回すればOK。バニーとグライがこのタイプでした。(ドロップ確率は体感3割ほど)

他のキャラはフィールド上に配置されている「連続生存」か「連続防衛」のミッションから箱を集めて、対応したレイドボスを討伐することで箱を開ける権利を獲得する。

この連続ミッションも仕様が不親切で腹が立ったので解説。

連続生存・・・MAP内にポッドが降りてくるので急行し、制限時間まで敵を倒しながら耐久。時間経過でゲージが増加し、MAXになると割合ダメージを受け続ける。(ポッドから離れすぎるとゲージ速度増加)

敵がランダムで落とすアイテムを回収するとゲージを減少させることができるので、殲滅と回収が大事なのだが、バニーが走り回って全部回収したりするのは本当にやめてほしい。

最大WAVEが10となっているが、6WAVEから敵の強さが跳ね上がるので序盤は途中で離脱しよう。徒歩でスタート位置のファストトラベル地点に行き、報酬を確定させる。ESCメニューから中断したり、死亡可能回数を超えると報酬が消滅するため、間違えないように。

連続防衛・・・最大21WAVE続くオーソドックスな殲滅モード。生存と違ってマッチングもなく、途中参加も可能なのでレベリングや金策、素材集めにもオススメ。こちらは7WAVE時点で報酬を確定でき、それ以降はやっぱり敵が強くなるので離脱しておこう。