TFTのはなし

またゲームの話してる・・・。

むかしむかしにDota2のAutochessにハマって記事を書いたことがあるが、今ではTFTをメインに遊んでいる。Set5からプラチナランク程度までは触っているものの、しばらく離れていると基本的なシステムすら忘れているので恐ろしい。(そのぶん新鮮ではあるが)

Setが変わると、シナジーと呼ばれる特性はほとんど一新され、名前を見た程度ではどんな効果かはさっぱり分からない。初心者であれば尚更であろう。

備忘録も兼ねて、初心者向きの解説を書き記しておく。未来の自分と、未来の新規プレイヤーに向けて。長いので畳んでおきますよ。

 

Set7はドラゴンがメインテーマ。本編では一切リワークがされないオレリオン・ソルも大活躍!

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Nemesis:Lockdown SFホラーなボードゲーム

久しぶりにNetflixで『ベターコールソウル』の続きが配信されたのを機に、『ストレンジャーシングス』の最新エピソードも一気見したところ大ハマり。今までで一番の出来かもしれません。

時系列と登場人物は続いてるけど、何となくチグハグな感じがしていた過去作を一気に繋げるような伏線回収が多いです。『ワイルドスピード』みたい。

シーズン1で大人気だったデモゴルゴンを再登場させたのも大きいでしょうね。

 

今回紹介するのは『Nemesis:Lockdown』

Steamで発売されたPCゲームです。原作?はボードゲーム

宇宙船をステージに見立て、部屋を移動して端末を操作したりアイテムを捜索したり、襲い来るエイリアンから逃げたり戦ったり、卵を盗んだりするゲームです。

D&Dのように戦闘でダイスを振ったりはしませんが、敵とのエンカウント等で移動にダイスを用いる点はTRPGっぽさもあります。

クラウドファンディングで商品開発の資金を募集できる「Kickstarter」というサイトでは、あまりの人気ぶりにサーバーがダウンしたほど。

 

本家はこんなの。人生ゲームみたい。日本語版は2万円以上する。

 

ゲームの概略

ゲームプレイは1~5人で、基本的にはみんなで協力しあいながら、それぞれのメイン目標を達成していくのが目的。*1

プレイアブルキャラクターは複数いて戦闘向き、探索向き、修理や機械操作担当などがいるものの、複数の中から2人ランダムに選出され、どちらかしか選択できません。

この回はサバイバーとゼノバイオロジストの二択。

キャラ固有のカードを持っていたりするので、目標によって有利に働いたり不利になったりもする。(移動のしやすさやトラブル対処能力等)

 

各プレイヤーは数枚のアクションカードが配られ、これを消費して移動や行動をしていく。部屋から部屋の移動にはどのカードを消費してもよく、2枚消費すれば「静かに移動する」こともできる。(騒音システムは後述)

アイテムの捜索や機械類の操作、修理、戦闘、固有の特殊アクションなどは対応したカードが必要だが、移動に関してはどのカードを消費してもOKだ。

初回ターンで配られたカード。前面にあるのがサーチで、ロッカー等からアイテムを回収できる。カードを使用するのに必要な条件が書いてあり、今回の初期スタート位置にはロッカーが無いので使用できない。

カードによってとれる行動が複数あったり、かなり限定的な使用条件を要求されるものもある。とりあえず今その場で使い道のないカードは移動に使ってしまおう。

各プレイヤーで2アクション?をするごとにプレイを交代していき、全プレイヤーがカードを消費した段階で1ターンが終了する。(持っているカードを破棄してパス行動も可能)

 

プレイヤーターンが終了するとMAP画面に移動して、ステージ内の変化が通信によってアナウンスされる。

エイリアンが卵から孵化したり成長を遂げた、移動してどこかの部屋で物音を立てた、という戦闘関連のものであったり、突発的に特定の部屋で故障や火災が発生、プレイヤーが怪我をしたりという不利なランダムイベントが多い。

いつでも参照可能なMAP画面。現段階ではこのステージのみだが、PCゲーム版ではMAPの追加も容易なので、今後アップデートされるかもしれない。

右のタブから目標達成に必要なオブジェクトを探せる。

 

ターン数を重ねていくごとに、脱出ポッドの使用が解禁されたり、逆に脱出手段が少なくなったりと変化していくので、協力しながら速やかに目標を達成したい。*2

特に選択したキャラクターによって得意分野が違うので、役割分担も必要になるだろう。ただし問題となるのは「達成すべき目標はそれぞれによって違う」という点だ。

キャラクター選択後に、自分だけに表示されるメイン目標。これも二つから選択できる。

左は救難信号を発信して、宇宙船内の故障個所を修理していく(たぶん)

右は宇宙船内に侵入したエイリアンの弱点を調査するミッション。

利害が一致するのであれば、積極的にボイスチャットなどで呼びかけていこう。

問題は「〇〇を殺せ」や「一人だけ生き残れ」といった、他プレイヤーの生死が関係するミッション。このゲームではプレイヤー間で直接的に攻撃を加えることはできないため、扉を操作してエイリアンのいる部屋に閉じ込めてしまったり、絶望的な問題解決を他人にやらせたりと、ちょっとした駆け引きが必要になる。*3

人狼的な要素の入っている点が今風だろうか。さながら、SFパニックホラーのようなドロドロでギスギスな人間関係と、迫りくるタイムリミットとエイリアンに怯えることができる。これらが半協力型ゲームと言われる所以だ。

 

TIPS

大まかな流れは上記の通りだが、初めは本当に何をしていいか分からない。メイン目標の達成条件も分からなければ、行かなければいけない場所すら分からない。

闇雲に移動しているといたずらに時間を浪費してエイリアンが跋扈しはじめるし、慎重に移動しないと騒音システムによって脅威を呼び寄せてしまう。*4

移動する時はできるだけカードを2枚消費して、静かに移動するほうがよいだろう。1枚消費の移動では、ダイスを振らされて特定の方向に騒音を発生させたり、通気口からいきなりエイリアンが出現したりする。

怪我を治療する回復アイテムや、攻撃手段となる武器弾薬アイテムなどを確保するため、サーチカードは可能な限りキープしておきたいところ。あとは修理関係や緊急脱出関係のカードも移動に使うのは後回しにした方が良いだろう。

 

紹介が前後したが、これがプレイ中のメイン画面。左上の黄色いマーカーで示されているのが各個人のメイン目標。右下は両手に所持しているもの(クエストアイテムや武器)と、バックパック

前述したサーチのカードで消耗品アイテムを入手すると、このバックパックに保管される。アクションカード(画面下中央)は毎ターン配布されて行動により消費するが、バックパック内のカードは使用したり失うまで恒久的に保存される。

ちなみに同じ部屋内のプレイヤー間でカードの交換なども可能。(らしい)

 

バックパック内、サバイバーの初期カード。これは特定の部屋に行くと保管してある武器を回収可能。キャラ固有で毎回確実に持っているクエストカードなので、まず最初はこれらのクエストカードを消費するのを狙うのがいいだろう。

 

ちなみにゲーム内のチュートリアルがこれ。まさかの実写でボードゲームの解説。

PCゲーム版と仕様が違ったりしてさっぱり意味が分からない上に、ドヤ顔の語りが少々ウザい。*5

基本的には手探りでやりつつ、シチュエーションを楽しむのがメインのゲームといった印象。ボドゲ版でも「経験者に教えてもらいながらやる前提」とまで言われている。

騙し合い要素のない純粋な協力モードもあったり、途中で死亡したプレイヤーはエイリアン側をプレイ可能になるなど、ルールに多少の柔軟性があるようで、それらはPC版でのアップデートでさらに拡大されることが予想される。

1プレイ最大15ターンで途中セーブ不可なため、それなりの時間を確保する必要はあるが、ボードゲームの人気タイトルを上位互換的な立場でプレイできるのは嬉しい。

ボドゲにはアナログの良さがあるものの、ルールが複雑だと制限も大きいですからね。

 

とりあえず数回プレイしてみての感想。もしかしたら追記するかも。以上です。

 

キャラクター

何度かプレイしてみてのキャラ解説

・サバイバー

初期武器を持たないが、アクションカードで怪我治療や戦闘から強制離脱したりと、名前の通り生存能力に長けている。バックパックのクエストカードでRepo部屋からアサルトライフルを確定入手できるので、積極的に拾いに行きたい。

 

・ジャニター

修理担当。初期武器のネイルガンで戦闘したり、弾(3発)を消費して修理したりできる。アクションカード無しで修理できるのは魅力だが、反面戦闘に不安が残る。クストカードはDecon部屋で高圧洗浄機を入手可能。(たぶん敵を追い出したりできる)

 

・セントリー

戦闘に特化している。初期武器のSMGは弾丸5発で、2発消費してフルオート攻撃も可能。CSSのA部屋でスライム、炎、暗闇を無視できるアーマーを入手できる。協力プレイなら積極的にエイリアンの数を減らしに行きたい。

 

ハッカー

端末や施設のシステムを操作するのが得意。Archive部屋でクストカードを使用すると施設の自爆orドア3つの開閉orCSS起動タイミングを2ターンずらすことができる。初期武器に弾3発のハンドガンを所持。

 

・ゼノバイオロジスト

武器を所持していないが、特定のアクションカードで使用できる武器(弾3発)をバックパック内に持っている。Knowledgeというポイントを8つ集めるとエイリアンをコントロールしたり、敵の解析に長けている設定らしい。一番よく分からない。

 

・ラボラット

初期武器は無いがアクションカードが万能で、探索はしやすく暗闇にも強い。Nest部屋で使えるクエストカードで騒音を付与したり消したりできるアイテムカードを入手可能。持たざる者的なポジションだろうか。

 

あとRepo部屋でクラフトが可能で、サーチカードを使って入手する消耗品を使って武器やアーマーが作れるっぽい。もしかしたら物資量と協力的なプレイヤー次第では、施設内のエイリアンを全滅できる可能性すらある。今まで15ターン中、半分くらいで全滅するか脱出してしまったので、もっとじっくりメインミッションを達成したり、人狼的な駆け引きができるかもしれない。

*1:PC版はバグで6人プレイできたりする。

*2:プレイヤーの死亡によって解禁される脱出手段もある。

*3:遠隔で任意の部屋にいるプレイヤーにダメージを与える端末や、同じ部屋にいるプレイヤーをスタンさせる等は可能。

*4:黄色い三角形のマークが騒音アイコン。これが2つ溜まったドアからエイリアンが登場する。

*5:PC版EAのアップデートスケジュールによれば、詳細なチュートリアルは優先的に実装予定らしい。

麻雀のはなし 戦術編

麻雀の戦術について書きたいと思う。本を読もう!おしまい!

 

なんて言っても、本を買ってまで本気で麻雀の勉強がしたい人は、有名どころの本なんかとっくに読んでいることでしょう。

ガチガチの初心者なんて、それよりも先に役を憶えることで手一杯でしょうし、事実それくらいしかアドバイスできません。

5ブロック打法ができて、両面を含む好形が理解できていれば、中級者なんてあっという間です。(ピンフ和了れる人は立派な中級者)

 

5ブロック打法について・・・(ググってみよう!)

 

頻出する好形の牌姿・・・は「何切る問題」とかをやれば自然と覚えられると思います。

自分で麻雀を打っていて、打牌に迷った局面を後から見返したりメモったりしておくのも大変勉強になります。大事なのは自分の手牌だけではなく、他家との点数差や、場面すべての情報を加味した設問であることが望ましいです。必要な点数によって打牌選択が変わったりもしますので。

 

ここからはツマンナイので畳みます。(実戦牌譜あり)

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麻雀のはなし

コロナ禍で映画やドラマの撮影が難航する中、脚本の差し戻しや制作の見直しが行われることが増えてきた。

良く言えば改善する機会を得たとも言えるし、悪く言えば惰性で供給されていたような作品の体のいいリストラが敢行されつつある。

「感染拡大のリスクを負ってまで作る作品か」と問われれば、胸を張って「そうだ」と言える監督など存在しないのではないか。とはいえ現場は働かなければ給料は貰えないし、委員会は集めたお金を回収しなければならない。

ある意味ではコロナのおかげで本来発生しなかった仕事をさせてもらっているが、一方で都合の良い言い訳や「おまじない」ぐらいにしか機能していないような気分もある。

そんなこんなで、変わらず映画に密接した仕事を継続しているにも関わらず、新しい映画はそれほど発掘していない。レビューを書くなどもってのほかである。

何なら『アルマゲドン』とか見たいなぁとか考えているくらいである。

 

最近のライフワークは、もっぱら麻雀ゲームの『雀魂』でコツコツ段位戦をこなすくらい。(youtubeで動画を見ながら)

意外と頻繁にイベントを開催しているので、デイリーやイベントの報酬目当てに対局するうち、いつの間にか人口が激増しているので、ちょっと欲が出たというのが本音。

チ〇ポにゃ!でお馴染みの主人公。・・・主人公なのか?

 

kiryuanzu.hatenablog.com

 

麻雀人口や雀魂ユーザーが増えている、というのはゲーム内でも体感できるが、youtubeの動画を見ていても特に実感する。

Mリーグの運営やファンによる試合の切り抜き動画の数や、youtube(含Vtuber)の実況動画の数を見ても明らかで、コメント欄を覗けば明らかな初心者まで楽しそうに感想を書いている。

10年以上前に『天鳳』がにわかに流行し、ピアキャスでの配信にのめり込んでいた当時の空気よりも、さらに裾野を広げている。

特に中国人の流入が凄まじく、今では対局相手の3人のうち1人は中国人っぽいプレイヤーネームの人がいる。(3人とも中国人も珍しくない。)

麻雀のプロ団体が日本式麻雀を普及するべく奮闘していた時期もあったが、そんな努力もどこ吹く風といった様相で、定着しつつあるのかもしれない。

個人的には日本式麻雀のほうが戦術的で奥深いと思うので嬉しい限り。その分難しさもあるのだけれど。

 

1日1TOPを目安に、1~3半荘打ってやっとここまで。雀傑まではあっという間だったんですけどね。

 

『雀魂』の段位システムについて解説。

初心者→雀士→雀傑→雀豪→雀聖→魂天の順に昇段していき、魂天を除く5ランクはそれぞれさらに1~3に分類されます。初心者1から初心者3まで上げて、昇段すれば雀士1といった具合ですね。*1

私は雀豪2なので、あと2回昇段すれば雀聖になれるわけです。ちなみに魂天はちょっと特殊な位置なので雀聖まで行ければ事実上のトップティアと言っていいと思います。

ちなみに魂天は大体100人くらい、雀聖は1~3まで含めて合計3000人程度だそうです。

 

成績の見方ですが、もちろん1位率が高ければ高いほど優秀な成績になります。とはいえ運の要素が多分に絡む麻雀において、コンスタントに1位を取るのは難しいので、平均順位が2.4を切っていれば「なかなか強いですね」といったライン。

「ネット麻雀はラス回避麻雀」とは『天鳳』時代からよく言われていたお決まりの文句で、『雀魂』も例に漏れず4位を回避し続けていれば、大体ランクを上げるのに苦労はしません。試合終了時のポイント増減が4人打ち半荘で1位+200、2位+50、3位-10、4位-250みたいな極端な分布になっているからです。

オーラスで3位の人が順位の変わらない1000点での和了も珍しくない光景です。むしろ上位卓と呼ばれる高段位戦であるほど、その傾向が強いと言えます。

天鳳』をさかんに利用していた時代は、都内でフリー雀荘に通っていたこともあり「順位の変わらない3位確定和了りなんかできるか!」と馬鹿正直に打っていましたが、残念ながらネット麻雀ではそういう人のことを「トップラス麻雀」と揶揄して下に見る風習もあったり・・・。

そんなこんなで『天鳳』では一番よく利用していたアカウントでも、最高段位6段くらいで、平均順位も2.4を切ることはめったにありませんでしたが、『雀魂』では7段相当の雀聖に手が届く位置まで登ってこれました。

 

雀風の変化、というのは余り感じていない。*2昔は好きだったプロ雀士の打ち方や考え方を真似る傾向にあったが、どちらかというとバランスを重視しつつある。図らずとも、逆にその好きだった雀士にかえって近づく結果になっているかもしれない。

麻雀に限った話ではないが、物事が上達する過程というか、行動や発想が習熟していくにつれて、人と言うのは見えない部分や未来の部分に手が届くようになってくる。

最初のうちは見えているドラや手役を使えず、和了率も低ければ、和了点も低いという初心者特有の手作りであったものが

見えているものをきちんと活用できるようになり、対戦相手のことや周りが見えてくるといった具合に。そして上級者になれば、やがて引く可能性のあるドラの「受け」を考えたり、手役の可能性や他家の聴牌気配が見えてくるようになる。

商売などでもそうだろう。足し算引き算もろくにできなければ当然利益も出ないが、堅実に商売をしていれば「落ちているお金」を拾える程度には形になる。限られた情報や機会の前に、精度の高い未来予測を以って取引ができれば、大きな利益がもたらされるだろう。

我々に与えられた点棒は、皆平等に2万5千点ではないのかもしれない。それでも、見えている情報を拾って、機微を捉えた打牌選択ができれば、それなりの和了ができるのもまた、人生なのかもしれない。

 

などと、ディスカバリーチャンネルで覆面ビリオネアを見ながらタンヤオドラ1を和了りつづけるのであった。

*1:APEXで言うところの、そのままブロンズ→シルバー→ゴールド→プラチナ→ダイヤ→マスター→プレデターに近い関係。

*2:麻雀の戦術やスタイルのこと。

『来る』、観る、勝つ。

 気付けば90日間更新していない表示が出てしまい、こっそり落ち込んでいたりするけれど、私は元気です。

何気に過去の記事を見返していたら「原作ありの映画だけど、原作未読」のレビューが多いなぁと思いました。基本的に原作信者なので高評価しない傾向にあるんやろね。しょうがないね。

今回レビューをしたいのは、そんな原作つきの映画で、原作を読んでいるにも関わらず、一言も二言も語りたくなる映画。

 

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『来る』  2018年公開

監督:中島哲也

主演:岡田准一松たか子小松菜奈妻夫木聡黒木華

 

 知人から「1周回って面白い」的なオススメのされ方をして、ちょっと悩みながら保留していたところ「これ原作読んでるやん」と気づいて視聴。

原作は 澤村伊智の『ぼぎわんが、来る』というホラー小説。

タイトルからして「何が来るのん?」と興味を惹きやすくする狙いなのか、公開前の予告でも何となくハッキリしない宣伝の仕方をされていた。

とにかく分かるのは、やたら俳優陣が豪華であることと、貞子的なサムシングが来るんだろう・・・ということ。

 

あらすじ。

 恋愛結婚で待望の第一子を授かり、仕事も育児もバリバリ頑張ろう!な陽キャパパの田原秀樹(妻夫木聡)の元に、正体不明の女性が現れる。その女性は秀樹の過去や家族のことをよく知っているような雰囲気をしているが、正体は分からない。やがて女性の伝言を取り次いだ後輩社員が変死を遂げて、家の中や家族にまで不穏な気配が忍び寄る。秀樹は家族を守るために、学生時代からの友人を頼って霊媒師を探し出し、家族を守る決意を固める。

 

これ、第一幕のあらすじね。

というのも、原作は三部構成になっており、夫である田原秀樹、妻の田原香奈、何でも屋ルポライターの野崎和浩と主人公が移り変わっていく。

各部で起承転結がしっかりとしており、作者初の長編小説ながらも、オリジナル設定や構成が絶賛されて「日本ホラー小説大賞」を受賞している。

最終選考で満場一致の評価をされていることや、「『リング』の再来」とまで言わしめた原作だが、これを映画化するのはかなり骨が折れたと思われる。私ならやりたくないなぁ・・・。

映画脚本では「三幕構成」という基本ラインがあるが、原作通りにストーリーを展開してしまうと、三部あるので九幕構成になってしまう。

単純に映画自体を三部作にしてしまうのは構成上無理があるし、時間配分もかなり大胆な改変や削減が行われたはずだ。というかされている。

 監督の中島哲也は『下妻物語』『嫌われ松子の一生』『告白』『渇き。』などで知られ、邦画界では割と派手なエンタメ系を得意とする作風。特に『下妻』『嫌われ松子』ではその傾向が顕著で、緻密な脚本や展開よりも、演出と美術のセンスで見る人を飽きさせる前に、自分のやりたい事をやり切って終幕まで持ち込むのが得意な人だ。あまり安易には用いたくない表現だが、天才肌と言ってよい。

そこから『告白』では敢えて派手な絵面を封印、緊張感ある映像で最後まで間を持たせていたし、『渇き。』から今作『来る』では脚本に若手を共著させるなど、ワンマンな堅物かと思いきや冒険心も持ち合わせている。(俳優経験の少ない若手を起用したり、ベテランの演技派に意外な役を当てたりと、遊び心たっぷり。)

個人的に人物としての監督はあまり好きではないのだが、とにかく映像のビジュアル面や、年齢からは想像もできない斬新さは唯一無二と言っていい。

今作の評価も、この監督の良い面と悪い面を受け止めた上で「観て良かった!」と思えました。

 

まずは良いところ。

高評価レビューで必ず触れられているが、キャスティングが素晴らしい。妻夫木聡は薄っぺらさを好演しているし、妻の黒木華は暗くて幸薄い女性やらせたら若手日本一だし、松たか子はとにかく強そう。というか強い。

脇を固める霊媒師の柴田理恵や、スーパーの店長が伊集院光だったり、実在しているかのような納得感のある配役が随所にある。

それでいて俳優パワーで押し切るかと思いきや、監督のセンスがそこら中で光りまくっていて、何度もニヤけては時間を忘れて楽しんだ。伏線が張り巡らされたような作品ではないが、間を空けずに何度も観たくなるシーンが目白押しなのだ。

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映画冒頭、2分間で妻夫木聡が「あれ」に怯えまくるシーンを描いてからのオープニングがドン!古風なシーンやグロテスクな自然映像がサブリミナルのように連続し、BGMにUKロックバンドのKing Krule、Dum Surferが爆音で流れる。

退廃的な音楽と、身近なのに非日常な映像というアンバランスさが凄い。タランティーノみたい。(誉め言葉)

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妻夫木聡は今作で、とことんひどい目に遭うわけだけど、ちょいちょいサムライミ的な演出のされ方をしていて笑わせてもらった。原作とは全く違う恐怖表現をしているのだが、監督なりの苦肉の策だったのか、仮説に対する反証であったのか。個人的には絶対に入れた方がいい演出でした。

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小松菜奈はモデル出身ながらも、中島監督に発掘されて見事に色んな顔を映画で見せてくれる女優に進化した。「目の殺し方」が絶妙に上手い。目力がありすぎて「いま演技してます!」感がほとんどない。たぶん尾行とか得意な人だと思います。(謎の推測)

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逆にほぼ目力と存在感だけで演技をさせられた松たか子(小松菜奈の姉役)はというと、当然ながら演技の地力は凄まじく、抑揚のない台詞や少ない動きでも説得力がある。

恐らく監督の指示も多分にあると思われるが、全編通してほとんどの俳優の「手の動き」が美しい。演技の最中に行き場が分からない手や、オーバーなジェスチャーは見られず、綺麗な所作が多い。中でも松たか子は流石。

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あとどうしても言いたいのが無駄に現代的な神職の方々。松たか子演じる日本一の霊媒師から「祓うから手伝えや」の一声で全国から集合する霊媒師たち。(映画オリジナル)

ここが「妖怪大戦争ならぬ、霊媒大戦争」と評される今作の最大の見どころなのだが、カプセルホテルできっちり身支度をする神主さまたちや、現地の空き時間で自撮りをかかさない巫女さんたち。

神道に限らず、仏教、イタコ、琉球のユタ、ノロ、科学ゴーストバスターズまで、あらゆる霊媒師が揃うのも見どころ。

 

そして残念なところ。

 長々と本編のキャプチャ画像まで用意しておきながら、今更悪いところもクソもないものだが、どうしても言いたいことなので書かせていただく。ただ面白いだけだったらレビューしなかったと思うし。

一番は「原作の三部構成に寄せて作る必要性はあったのか?」という点。ここは脚本家の間でも意見が分かれたところではないだろうか。

序盤~中盤と妻夫木聡黒木華の二人が中心に描かれているにも関わらず、終盤は全く登場しない。それでいて3人目の主人公である岡田准一の存在感が希薄すぎて、全く意味の無い主人公に成り下がっている。

原作は「霊媒師・比嘉姉妹シリーズ」という側面もあるため、松たか子小松菜奈の両姉妹がきちんと活躍はしているものの、それならば続編も視野に入れて主人公扱いにしてもよかったのでは、という欲も湧いてくる。(エンディングの解釈によってはそうなっているとも取れるが。) 何だか映像を賑やかにする演出装置のためだけに、二人を扱っているようで少し残念な感じもあった。

 

 そして最も納得がいかないのが「恐怖とは何か」という原作からの提案と、映画からのアンサー。要所に見られる細かい部分では勘所を抑えてあるものの、ホラー映画として真正面から受け止めていいものか疑問の残る完成度になっていることは否めない。

そもそも原作では、作中のホラー対象は「ぼぎわん」と呼ばれるオリジナル妖怪であり、古来から日本人の生活に根差した存在であった。作者はその対象そのものが、どんな容姿や能力を持っているかよりも、それに対して周囲の人間が「どれだけ恐れているか」ということを重要視した。

さながら恐怖の対象が恐れられれば恐れられるほど力を増すがごとく、事実そのものよりも、噂のほうが力を持つような展開は、小説の中では一定の説得力があった。

一方で映像化された際にその方法論をそのまま持ち込んでしまえば、俳優がひたすら驚いた顔がアップで映し出されるだけの、リアクション映画に他ならない。

映像によって人間が恐怖する、ということは、観ている人間の「予想を裏切らなければ」いけないのだ。ただ強い力が行使され、登場人物がやられているだけでは、怪獣映画と変わらない。名作と言われた『リング』の貞子も、ビデオを見なくても即時呪い殺す最強ゴーストならば、全く評価されなかっただろう。

誰もいないはずの空間に何かがいる。死んでいるはずの人間が動く、存在する。そういった「当たり前の日常を裏切ってくる非日常」が恐怖の大原則だ。そして裏切られるということは、誰もいない、死んでいる、という事前情報が担保されて始めて起こる現象だ。

映画で描かれる「あれ」は、原作の「ぼぎわん」とも違う強大でただただ邪悪な「あれ」でしかなく、そこには何の設定も事前情報もなかった。そこだけがこの映画の存在意義を失わせてしまうに十分な欠点だと感じた。

リアクション芸に終始することこそなかったが、霊媒師が淡々とやられていくだけでは「あれ」の怖さは何も実感することができず、仮面を被った名前も知らないレスラー同士が淡々とプロレスをしているだけのような、気まずさだけが残った。

 

 とはいえ、それらの構成上の欠点は、演出やビジュアルの素晴らしさを帳消しにするほどではなく、「原作準拠だが違うものとして楽しめる」という実写映画化にお決まりの無難な評価へと落ち着いたように思う。

三部構成や恐怖描写への仮説といった原作の挑戦的な部分は、演出や美術のセンスと、邦画らしからぬ派手なエンタメホラーという挑戦によって、ある意味で観客に言及の余地を残した作品になったのではなかろうか。

百万回は観たような、ありきたりなホラー映画に飽きた人は、是非観ていただきたい、超大作B級ホラーでございます。

『バサジャウンの影』レビュー

Netflixオリジナルの『オキシジェン』を見て、ひどい映画だったレビューを書こうと思ったんですが、私が書かなくても十分酷評されてそうなので断念。*1

やっぱり面白い映画見て「面白かったー」って言いたいですよね。ねえ、Gさん

 

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『バサジャウンの影』(原題:El guardián invisible) 2017年制作

監督:フェルナンド・ゴンサレス・モリナ

主演:マルタ・エトゥーラ

 

原作はドロレス・レドンド*2による「バスタン渓谷三部作」と呼ばれるミステリ小説で、原題と同じくEl guardián invisibleとなっている。意味は「見えざる守護者」

1作目だけ翻訳されているが、他は未翻訳。

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そのせいなのか、映画化されている2作目以降も、Netflixで日本語字幕が制作されていない。待っていれば翻訳されるのか・・・?

 

舞台はフランス国境にほど近い、スペインの片田舎。意味ありげな少女の絞殺死体が立て続けに発見されたことにより、FBIでの勤務経験があり、地元出身の女性刑事が担当を任される。

使命感を持った女性がプロファイリングをしつつ、いたいけな少女を狙うシリアルキラーを追う構図は『羊たちの沈黙』に近いものを感じつつ、田舎の村独特の閉鎖的な身内感や、オカルトめいた因習が付きまとう。*3

『Calibre』でも言及した気がしますが、「こういうのでいいんだよ」感がすごい。

 

馴染みの薄い文化圏の風習、全体通してじめーっとした暗さや中盤のダルみなどが評価を下げているようだが、三部作の1作目ということで、設定の説明に手間がかかって少し遠回りな印象を与えた。

説明的な台詞が目立つ訳ではないが、結構な数と頻度で少女が殺される割には、主人公の家庭環境と同時進行するのが、少々引っかかるのだろう。そこも見どころだと思うんですけどね。

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お母さんが怖い。ヒステリック魔女ババア。

 

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お姉ちゃんも怖い。絵に描いたような長女。

 

最初は感情移入できるか自信のない主人公だと思っていたが、無能な訳でもなく、かといって女性ウケを狙ったキャリア志向の強い女性でもなく、私生活と使命感に板挟みになりながら、過去のトラウマに寡黙に向き合う様は健気で応援したくなった。

ハリウッド映画は属性を強く打ち出しすぎなので、こういう地味だけどしっかり芯の通ったキャラクターは大変好ましいです。

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捜査担当から外されてしまい、落ち込む主人公。この村いつも雨降ってんな。

 

印象が悪いかなーと思っていたオカルト要素は、あまり批判的なレビューは見られなかった。むしろ「田舎の森で連続殺人?絶対見るわ!オカルト?最高やん!」みたいな変態レビュワーが多かった。

邦題にもある「バサジャウン」とは、バスク神話に登場する森の精霊。フランス~スペインのごく一部でのみ伝承されるアニミズム信仰で、太陽や雷など、自然現象それぞれに神様がいる。天地創造系の話はなく、葬送儀礼なども存在しないようなので、宗教というよりは御伽噺として伝承されるに留まる。

少女が失踪して、森で発見されることからマスコミが「バサジャウンの仕業じゃ!」と煽るものの、本来は守り神らしい。これが原題の「守護者」と繋がってくる。

恐らく原作ではもうちょっと踏み込んだオカルト要素があると思われるが、映画のほうでは露骨にトリックやメインプロットには介入しない。舞台設定やストーリーのフレーバーとして重要な位置にあるのは間違いないが。

主人公の育ての親である叔母(父方の姉?)がタロット占いをしてくれたり、すこーしだけ捜査のお手伝いをしてくれるような、そんな感じ。余り細かく言うとネタバレになってしまうが、多分続編にはもう出てこないので、もうちょっと丁寧な描写が欲しかった。(もしかしてオカルト要素は1作目だけなのか・・・?)

 

地味すぎるのと脱線があるせいで分かりづらいが、伏線もしっかりとあってミステリ要素も踏みつつ、家庭問題や現代の性の乱れに対する警告、女性の社会進出的な要素と、メッセージ性はちゃんとある。

突っ込みどころも勿論あるが、一番笑ったのが証拠品のクッキーを食べちゃうところ。(他レビュワーもめっちゃ突っ込んでた)

「ムム、これは石窯で作った本格チャンチゴリ*4!」みたいな。

あと現場検証中にヌートリア(カワウソ)見つけて「何奴!」ってテンションで躊躇なく発砲する無能刑事とか、可哀想になって「介錯いたす」とトドメの1発ぶち込んだり・・・。怒られるぞ。

 

たぶんNetflix側も「日本から結構再生されてんな、続編翻訳したろ」と思うはずですので、暇な人は是非見てやってください。鬼女板とか好きな人はハマります。

*1:マジでクソだった。フランス映画はクソ。

*2:キャットファイトとは関係無い。

*3:主人公が幼少期にトラウマ抱えてるのも似てる・・・。

*4:地元の名産品

ジェイク・ジレンホールについて語ろう

ミセスGさんに「好きな俳優は誰?」と聞かれたので答えます。

ジェイク・ジレンホールです!!!

 

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ロン毛とかオールバック好きなんですよね。セクシーだから。

若かりし頃のメル・ギブソンとかも好き。

あとお父さんにしたい俳優No1はリーアム・ニーソン。強いから。

 

・おすすめジェイク映画リスト(公開年順)

遠い空の向こうに(原題:Octorber Sky) 1999年

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初主演にして、ジレンホールの俳優としての方向性も決まった作品。
貧乏な炭鉱町で、冴えない陰キャの主人公が自作ロケットを打ち上げる青春ドラマ。

閉鎖的な田舎で外の世界に憧れを持つという、アメリカのティーン映画ではお決まりのパターンだが、周りの大人を説得したり協力してもらったり、ティーンコミュニティだけに終始するのでなく、町全体を巻き込んでいる感じがとてもいい。

しかも実話を元にしており、きちんとNASAに就職したり、ロケット業界では神様であるフォンブラウンに会っていたりと、ドラマ性も凄い。

特別頭が良い理系学生というわけでもないところから、必死に勉強したりトライアンドエラーでロケットを飛ばす熱量がすごいので、若者が頑張ってる姿に感動しちゃうオッサンには持ってこいの映画。

 

ゾディアック(原題:Zodiac) 2007年

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1968年から端を発した、連続殺人事件および、全米メディアを巻き込んだ暗号騒動を元にしたミステリー作品。こちらも実話ベース。

アイアンマンこと、ロバート・ダウニー・Jrと共演しているが、しっかり主人公はジレンホール。

新聞社で働く冴えない風刺漫画家であるロバートは、犯人が送り付けてきた暗号に強く興味を持ち、やがて警察の捜査を超えた独自の調査により、自伝を出版するに至る。

アメリカ犯罪史を代表するような大事件の第一人者の半生というだけでなく、当時のアメリカの雰囲気を描いたクラシカルな世界観も魅力。

ちょっと長くて地味ではあるが、事件に対する主人公の熱意をジレンホールが熱演している。

 

プリズナーズ(原題:Prisoners) 2013年

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女の子の誘拐事件を発端に、被害者の父親、担当刑事、容疑者それぞれの顛末を描いた群像劇的なミステリー映画。

主演である名優ヒュー・ジャックマンを食いまくった迫力ある演技に度肝を抜かれた。

元々はヒュー・ジャックマンが好きなので見始めたのだが、思わず推しを変更してしまう程度にはハマった映画だ。

オチがハッキリしないというか、ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか判別する直前でスッパリと終わっているのも個人的に心打たれた。

 

ナイトクローラー(原題:Nightcrawler) 2014年

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犯罪や事故現場を撮影し、テレビ局に売り込むフリーランスカメラマンが主人公のサスペンス映画。

より過激で、より高く売れる映像を求めて危険に飛び込んでいく様は狂気そのもの。こいつはサイコパスですぜ・・・。

この辺で紹介する作品の傾向が分かっていただけると思うが、冴えないと思っていた主人公が異常な熱意を発揮して変貌していく様を表現するのが非常に上手い。

元々が垂れ目気味でハンサム、ちょっと口角の上がった表情というのが大きいのでしょう。

常にしょんぼりして、ふてくされてるような表情だったり、ヘラヘラと甲斐性の無い感じをナチュラルに出せているから、何かに集中している演技を見て視聴側も集中しやすい。

 

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(原題:Demolition) 2015年

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通勤途中の交通事故で、同乗する妻を突然亡くした証券マンが主人公のシニカルなドラマ。

目の前で妻が死亡するという、ショッキングな出来事がありながらも、実は妻を愛しておらず、それほどショックを受けていない自分にショックを受けている展開が新鮮。

お金を入れたのに商品が出てこなかった自動販売機の管理会社に宛てて、妻との馴れ初めや現在の心境などをクレームのような形で発露していく様が面白い。

内面的な心の動きを描いているという点においては、フランス映画のような地味さもあるが、ジレンホールの不安定で狂気っぽい演技の上手さから、妙に惹きつけられる。

タイトルはよくある謎邦題に見えるが、オチを強調する味のある邦題になっていると思う。

プリズナーズと合わせて、観た後に誰かと考察や感想を言い合いたくなるような作品。

 

 

最後に。

ラストネームのGyllenhaalはカタカタ表記だとギレンホールと呼ばれるが、アメリカ英語ではジレンホールと発音するらしい。

スウェーデンではイェレンフーレヘと発音するのが正しいようです。

どうでもいいと思います。