バンドのはなし
今回の富野由悠季監督のインタビュー、とんでもなく面白い内容なので万人に読んで欲しい。
— ぜろすぴ(No.141)@WF2018夏出展 (@zerospeed999) June 23, 2018
なるほどなと、 pic.twitter.com/0ipPxaibfN
バンドのはなしではねーんだが
いや、バンドの話に広げてもいいんだけど、バンド関係あるのか?
前田祐二と前澤友作が、果たしてライブを通じて客と交流をしていたのか
バンドをまとめたりマネジメントする立場だったのかは甚だ疑問なのだが。
二人に共通していたのは、目立ちたがり屋と呼ばれるのを恐れないことと
楽しいから続けていることを、見切って捨てられたことなのでは?
良く言えば「行動力」とか「勇気」とかになるのかもしれんけど。
共通点があるのかどうかもしらんけど。
異業種からの参入に、可能性を感じる。
出版業界、映画業界では、割と昔から言われていたことである。
「他の人にない武器を持っている」
「他文化で培ったものが、単純なゼロスタートの人より有利である」
この程度の浅い意見ならいくらでも言えるのだが
外様には、外様なりの矜持や生き抜くための術というものがあり
結果的に生き残った外様だけが、強い外様であるだけの話なのだ。
新卒ではないが、経験者でもない、この業界では1年生である。という謙虚さ。
人が歩んできた道を自分は経験していない。という焦りやモチベーション。
苦労人であればあるほど、新しい業界での苦労に耐える強さを持っているし
買ってでも苦労したほうが、結果的に近道であるということ経験則として知っている人も少なくない。
「回り道してでも、結局自分がやりたいことをやれ」と大人は偉そうに言うけど
本人が経験した苦労や回り道を、メリットに変えられるかどうかは本人次第だ。
フィクションを形作る時、避けては通れないのが人間の描写である。
人間を上手く作れることが、物語を上手く作れると言ってよい。*1
そこで人間をどれだけ観察し、見抜いているかが大きな差になる。
目の前の動きや事象を追った、小手先の観察ではなく
まさに監督の言う「体験ではなく体感」が大事になる。*2
それと恋愛に関していえば、女の勘より男の行動力のほうが寄与する割合は大きいんじゃないかな。
高嶺の花はふさわしい場所を選んで咲いているから高嶺の花なのではなく
手に入れやすい花を見送り、険しい道を進んで手を伸ばす人がいるから、高嶺の花なのだ。
女の勘とやらで、にべもなく見送られるのは、その後の話であって。