見る人が見れば確実に身バレするので、場合によっては消す。悪しからず。
2000年にEAから発売された、アリスインナイトメアというゲームがある。
まだロゴムービーで子供が「Challenge Everything」と小声で言っていた時代である
Quake IIIのエンジンで作られ、ゲームデザイナーはDoom2を作ったアメリカンマギー。
海外でも結構な人気を博したタイトルで、国内でも有志日本語化やスキンMODなどが配布された。
特に終盤に行くにつれ、プレイヤーが素通りするようなどうでもいい壁に施された装飾など、テクスチャの書き込みがとんでもなかった。
日本に限らず不思議の国のアリスといえば、ディズニーのアリスと思われがちだが
この作品は飽くまでも原作をベースにデザインされており、とにかく狂気に満ちたストーリーと作り込みだったのを記憶している。
今どこかで見られるのかさっぱり分からないけど、このゲームの紹介ムービーだか
メイキングムービーだかで、ちらっと映っていた開発スタッフの中に面白い髪型をしていた人がいた。
丸坊主に近い髪型に、1本だけドレッドを垂らした金髪のお兄さん。
ドレッドを1本だけ残して丸坊主にしたのか、そこだけ伸ばしてドレッドにしたのかは知る由もないのだが
当時中学生の自分にはゲームのクレイジーさと同時に、このスタッフのサイケデリックな髪型に一瞬で魅せられてしまった。
それから数年後、高校に入ってメッシュを入れたりアシメにしたり若気の至りで髪型をいじりまくっていた時
ふと「そういえばこんな髪型やりたかったな」と思い出したのである。
さすがに髪の毛にある程度の長さを求められるため、実行にはエクステが必要になるのだが
生え際が見えると非常にかっこ悪いので、襟足を伸ばしてうなじのあたりから三つ編みにした。
ちょうど若かりし頃のオビワンケノービ(画像左)を想像していただけると分かりやすい。
ちなみに現在の髪型が画像右のものに非常に近いので、もう10年以上もオビワンケノービをリスペクトする男になってしまった。
スターウォーズにそれほど思い入れはないのだけど。なお好きなキャラクターはイウォーク。
時は流れ、大学に入った私は当時の流行であるmixiを始めた。
大学でのサークル活動に限らず、都内で開催されるイベントやオフ会に参加することもあり
ハンドルネームを設定することになるのだが、その名前を「しっぽ」とした。
うなじから伸びるエクステの三つ編みが「しっぽみたい」と先輩から呼ばれていたため
「じゃあしっぽでいいや」となった。未だに当時のサークルメンバーからはしっぽと呼称されている。
当時のバイト先でも店長や常連客からしっぽと呼ばれ、後輩からはしっぽさんと呼ばれる日々。なんやそれ。
ネット上でもしっぽ、半角英数字しか使えない場合はshippo、猫も杓子もしっぽである。
大学時代にハマったものの中に、天鳳というものがある。
ネット麻雀の最大手で、24時間誰かと麻雀が打てる。サルのようにハマる。
アカウントを作り、パスワードが発行され、プレイする。
パスワードを忘れるとアカウントを作り直す。すでに使われている名前です。
ふざけやがって。しっぽ。しっぽさん。shippo。あとはなんだ。末尾に数字をつけるか。
散々パスワードを忘れてはアカウントを作り直し続けた結果、生まれたのがロシア語のKhvostである。
ロシア語でしっぽをKhvostと呼ぶらしい。動物のしっぽだ。
こうして長くけわしい道のりを経て、HNがKhvostに統一された。
にも関わらずだ。
KHだの、ぼすとだの、かぼすだの、呼び方が一向に統一されないじゃないか。
ネイティブだとどう発音すんだ?ハヴォス?知るかよ。
というわけで、ブログのお題を募集しているわけだが
Khvostの統一呼称も募集しています。こちらからは以上です。